【紫外線対策】徹底解説!日焼け止めの正しい使い方・選び方

2024年 04月 12日
満開の桜を見ると嬉しい気持ちになる今日この頃。

みなさん今年はお花見はしましたか?

私は通勤の時に近所に咲いている菜の花と桜のツーショットを見て楽しんでいます♪

気持ちの良い季節なので、これからお出かけやレジャーも増えると思いますが、紫外線量はピークを迎えますから、しっかりと紫外線対策はしておきたいですよね!

ですが!!

「紫外線」について正しく理解できていますでしょうか?
また、「日焼け止め」の正しい使い方・選び方はご存知でしょうか?

正しい情報と正しい対策で、いつまでも若々しいお肌でいられるように、今日は紫外線対策について徹底解説していこうと思います。

 

紫外線(UV)とは

太陽からの日射しで可視光線(光)より波長の長いものが赤外線、短いものが紫外線です。
紫外線の中でも波長の長い方からABCと大きく分けられます。

このABCの特徴は、

UV-A

肌の奥まで届く紫外線。紫外線に当たってすぐに肌が赤くなったり黒くなることはないが、シミやしわの発生に大きく関わる。雲や窓ガラスを通り抜けやすく、じわじわと肌の奥まで到達し、コラーゲンを変性させしわの原因になったり様々な影響を及ぼす紫外線。(日焼け止めではPAの表記)

UV-B

長時間日に当たることで真っ赤に焼けたり水膨れができる原因となる紫外線。
エネルギーが強く、肌や細胞を傷つけたり炎症を起こすので、皮膚ガンやシミの原因になると言われている。
日傘を使ったり直接日に当たらないように気をつけるとある程度は防御することができる。(日焼け止めではSPFの表記)

UV-C

上空で全て吸収され地表には到達しない。

 

SPFとPAについて

SPF

SPFは、肌表面に起こるダメージをどれだけ引き延ばせるかを表しますが、その数値は低いものから高いものまでたくさんあります。

数値が高い方が焼けにくくて安心と思うかもしれませんが、実はこれ、高ければ良いというわけではありません。

例えば、SPF30とSPF50を比べた時に、数値の高いSPF50の方がより焼けにくそうに感じると思いますが、この2つの紫外線カット率はなんと2%程しか変わりません。

たった2%・・・さらに、30と50の違いを出すためにはより多くの成分が高配合されているため、その分肌にかかる負担も大きく強くなります。

焼けないようにお肌お守ろうとしているのに日焼け止めで肌荒れを起こしかねないので、数値選びには注意が必要です!!

PA

一方PAは、肌の奥に与えるダメージをどれくらい防ぐ能力があるかを表します。

PAのあとにつく「+」の数が多くなるとその能力が高くなるのですが、こちらも高ければ良いというわけではありません。

使いたいシーンに合わせて選ぶのがベストとされ、日常では「+〜++」、軽いレジャーであれば「+++」、炎天下でのレジャーやマリンスポーツなどでは「++++」を選ばれると良いと思います。

 

日焼け止めの種類とその違い

日焼け止めなどの紫外線カット剤には、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。この2つの違いを簡単にご説明しますね。

①紫外線吸収剤

その名の通り紫外線を吸収して熱などのエネルギーに変えて紫外線ダメージから肌を守ります。
無色透明なので肌馴染みが良く、サラッとした使い心地です。

カット効果は高いですが、紫外線をエネルギーに変える時など、刺激が強いため人によってはアレルギー反応を起こしてしまったり、乾燥したり、赤みや痒みといった症状が出る可能性があります。

また近年では、海洋生物の生態系やサンゴ礁に悪影響を与えることから環境への影響も問題視され、ハワイでは指定禁止成分が入った日焼け止めは州として流通・販売を禁止されています。

②紫外線散乱剤

酸化チタンや酸化亜鉛などの天然の鉱石を用いて作られ、紫外線を肌の表面で反射・散乱させて紫外線ダメージから肌を守ります。

吸収剤よりも刺激は優しく肌負担も少ないことから、オーガニックなどナチュラルな日焼け止めではこちらの散乱剤が使用され、敏感肌の方も使いやすいと思います。

成分の特性上、白浮きしたりこってり重たい使用感のものもありますが、近年では軽めで白浮きしにくいものも増えてきましたので、お好みの使用感を見つけられると思います。

 

知っておきたい!日焼け止めの正しい使い方・選び方

①日焼け止めは夏から塗り始めると遅い!

確かに真夏の紫外線量は年間の中でも一番多く、しっかり日焼け止めは塗っておきたい時期ですが、まだ肌寒い日もある春先の3月頃から紫外線は急に増えてきます!

3月頃からどんどん増えていき、6月〜8月にピークを迎え、9月頃から徐々に減っていきますが、それでも9月も6月と同じくらいの紫外線量だと言われますので、3月〜10月くらいまでは気を抜かずしっかりと対策をしておいた方が良いと思います!

ですが他の時期はつけなくてもOKというわけではなく、紫外線はゼロになることはありませんので、絶対シミ・しわができてほしくないという方は一年中付けておいた方が安心と言えますね。

その季節の紫外線量に応じて、SPFやPAの数値を選ばれると良いかと思います。

また紫外線ではありませんが、同じく肌にダメージを与えシミ・しわだけでなく目や自律神経にも影響を与えてしまうと言われているブルーライトにも十分注意が必要です!

スマートフォンやパソコンやテレビなどの電子機器から発せられ、紫外線よりも波長が長く肌の奥深くにまで影響を与える強い光だと言われています。

今やスマートフォンやパソコンは身近な存在で、見ない方はいないくらい私たちの生活の中で当たり前になってきていますが、「スマホ焼け」という言葉もあるくらい注意が必要ですので、一年中ブルーライトカットなどの対策をしておいた方が良いと言えますね!

 

②朝にしっかり日焼け止めを塗ったから大丈夫、ではない!

日焼け止めを朝しっかり塗ったからと言って、焼けない・シミができないというわけではありません。

日中は汗もかきますし、意外と顔を触る事も多いので、知らず知らずのうちに日焼け止めはとれてしまっています。

絶対に焼きたくない、シミ・しわを防ぎたいという方は、こまめな塗り直しが必須です。
お化粧直しや外出前に一日何度も重ねてしっかりと対策をしましょう!

 

③スプレータイプの日焼け止めに気をつけて!

最近は便利なスプレータイプの日焼け止めを使う方も増えていると思いますが、ここで気をつけるべきなのが、スプレーするときの表情です。

顔に向かって噴射する時につい力が入って思いっきり目を閉じてしまうと、目の周りにシワができ、そのシワの中だけ日焼け止めがついてない、なんてことになりかねません。

もし万が一そのまま焼けてしまったら、シワが濃く深く見えてしまいますよね。
そんなことにならないよう、スプレータイプを使う方は表情に気をつけてくださいね!

ちなみに、日焼け止めを重ねるなら私は断然、散乱剤のパウダータイプの日焼け止めを重ねることをおすすめします。吸い込みますからね。

 

④石けんオフに注意!

これは日焼け止めに限らずなのですが、「石けんで落とせます」と謳っているものをよく見たり聞いたりしますが、これにも注意が必要です。
なぜなら、自分が使っている石けんがどんな日焼け止めでも落とせるとは限らないからです。

洗浄力の優しい石けんで紫外線吸収剤の日焼け止めは落とせないですし、かといって洗浄力の強い石鹸は肌への負担が大きいです。

また、朝のスキンケアや日中に出る皮脂、日焼け止めやメイクなどの油分や成分をちゃんと落とすことを考えると、私はやはりクレンジングを使った方が良いと思います。

洗う回数を減らしたいのであれば、W洗顔不要のクレンジングがありますし、オーガニックや天然由来100%のクレンジングはそもそもW洗顔は不要です。

でも例えば、お休みの日にノーメイクで数値の低いナチュラルな日焼け止めしかつけていない時なんかは、石けんだけで落としても良いと思いますし、そんな日がたまにはあっても良いとは思いますけどね。

⑤去年の日焼け止めには気をつけて!

去年の日焼け止めは効力が弱くなっていますのでお気をつけください。
今年の日焼け対策には今年の日焼け止めを購入するのがおすすめです。

 

今回は、日焼け止めや対策方法について徹底解説しましたがいかがでしたか?
ぜひ日焼け止め選びの参考にしていただけますと幸いです♪

大事なのは、広告などの謳い文句を鵜呑みにせず、自分のお肌のためには何が一番良いのかを考えて選ぶということ! 

オーガニックセレクトショップEneNでは、天然由来100%で、お肌にも環境にもやさしいUVケア商品を取り揃えています。

何を選べばいい良いかわからない方は、おすすめの日焼け止めをまとめてありますので、ぜひご覧ください♪

商品についてご不明な際はEneN公式LINEからお気軽にご相談ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました^^